活動の4つの柱
1.オランダと日本の高齢者福祉関連情報の収集と提供
オランダの年金、保険、介護福祉制度と利用方法、それにまつわる経験談などの情報をはじめ、日本の事情についても収集し季刊誌「あじさい」等で紹介しています。
また、様々な講演会を定期的に企画、実施しています。講演会を通じて上記の情報の提供をはじめ、会員同士が互いに情報交換ができる機会を設けています。
講演会、勉強会等の活動日程は、イベント案内をご参照下さい。
2.会員間の交流
年1回の総会、新年会、懇親会などを開催しています。近くに住む会員との親睦を深める目的で、オランダ7地区にて、交流が進んでいます。趣味の会や茶話会も活発です。2年に一度、シルバーネット・バザーを開催しています。参加に交通手段のない方はご相談下さい。
総会・新年会・懇親会
年度初めに 行われる総会では、前年度活動・決算報告、また新年度の活動計画などを報告します。一月には毎年会員の持ち寄りによる新年会が行われます。6月には懇親会があり、皆でお寿司を楽しみます。
地域会・ 茶話会・趣味の会
遠くの親類より近くの他人と申します。地域のつながりの場の一つとして、オランダを7つに分け、地域会を設けて親睦活動を促進しています。また、西部茶話会(Amstelveen )、東部茶話会(Arnhem近郊)、南部の会(Eindhoven 近郊)は、現在定期的に活動しています。
趣味の会には、コーラスや園芸、ペットクラブなどがあります。会の活動にご興味のある方は、 イベント案内をご参照下さい。
バザー
二年に一回初夏に開催されるバザーは、日本人だけでなくオランダ人にもとても喜ばれています。会員間の交流の面でも大きく貢献しています。
3.ヘルプ&ケアサービスの提供
オランダの高齢者在宅介護を補う形で、日本語によるサービスを提供する体制を整えることを目的としています。 又、将来、在宅の高齢者だけでなく、高齢者施設に入居する方にも対応していく予定です。
ボランテイアによる相互扶助、有償、無償、様々な形で対処し、オランダ全国に散在して住む邦人をカバーするネットワーク作りを目指しています。
「お元気ですか電話」
一人暮らしの高齢者の方に定期的にお電話をかけています。一人住いの方、日本語での会話を希望する方には年齢制限を設けず、参加を呼びかけています。
◎訪問サービス
なかなか当会の集まりに出て来られない高齢者の方、また一人暮らしの方のお宅を訪問しています。実際にお顔を見て話が出来るこのサービスは、とても喜ばれています。
日々の暮らしのお手伝い
お買い物代行等、日常の身の回りの小さなことでもお手伝いします。
4.日本人向け施設の可能性及び老後の住まいに関する調査
オランダに住む日本人が、少しでも快適な老後を過ごせるよう、日本人向け施設と老後の住まいに関する可能性調査を行っています。
オランダには様々な住居形態の可能性があります。大きく分けると以下のような分類になります。
*介護サービスのうけられる高齢者用施設
*高齢者向けの住宅
*グループリビング
当会では、これらの住居形態について資料収集・提供を行っています。既存の高齢者用住宅や介護施設の一部を日本人向けに確保する案、 或いは日本人によるグループリビングを組織していく案など、高齢者数が増加する中で、可能性は今後さらに広がっていくことでしょう。 高齢者施設の見学会なども行っています。